こんにちは、助産師の近藤智子です。

 長年勤めた病院をあっさり辞め、ママと赤ちゃんの毎日の生活にもっと近いところで働こうと、地域に出る大きなきっかけくれたのは友人の自宅出産でした。

 初産婦とは思えない大安産で、出産までに間に合わず立ち会えなかったものの、出産直後のママと赤ちゃん、家族を包む空気は今まで病院では体験したことのない穏やかさと神々しさでいっぱいでした。衝撃でした。

  妊娠出産育児はこんな風に毎日の生活の中に日々感動をもたらしてくれるとても幸せな時間なんだと、私もあの空気をサポートできる助産師になりたいと、すぐに助産院の門をたたき修行に励みました。それと同時に地元の地域の新生児訪問や育児相談も始めました。

 地域には、様々な体の変化に伴う痛みや苦痛が強かったり、核家族化や消費社会の中での育児の悩みや不安が大き過ぎて、幸せを噛み締める余裕もなくなってしまう程のママたちも少なくありませんでした。赤ちゃん達もママの気持ちを肌で感じとっていて、ママの体と心が癒やされない内は、赤ちゃん達の笑顔も曇っていくばかりでした。

 何とかその痛みや苦痛、悩み、不安を少しでも解消して、もっともっと妊娠出産育児を楽しんで欲しい、幸せを感じられる身体と心を手に入れて欲しい、ママと赤ちゃんの笑顔が増えていって欲しい、それには、まずはゆっくりママと赤ちゃんが不安や苦痛を相談できる場所が必要だ、、、そんな思いで、まだまだ非力な私ではありますが開業を決意しました。

 『めぶき』の名前は、命や人や自然を思いやる優しい気持ちが、ここからたくさん芽吹いていきますようにの思いを込めてつけました。